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​自力整体とは

自力整体とは、矢上予防医学研究所の主宰者である矢上 裕先生が、ご自身の鍼灸師、ヨガ指導者の経験、東洋医学の指圧や日本の整体技術をベースに全く新しく考案された整体治療法です。自力整体は、自分自身で自分の体を点検し、健康寿命を延ばし、生涯現役で過ごすための方法です。

東洋医学の基本的な考え方では、「氣」といわれる生命エネルギーが、自然界の中にあまねく存在し、人間の体内にも存在するとされています。自力整体では、指圧や関節の可動範囲を広げる動きをすることで、氣=生命エネルギーが流れている経絡をほぐし、氣を巡らし、さらに氣を取り入れて、氣を満たす目的で作られています。氣が満ちると血流が増大し体温が上がり、筋肉は柔らかく強くなります。

自力整体では、「気が滞りなくバランス良く巡っている状態」にすることが目的です。「気が滞りなくバランス良く巡っている状態」になれば、骨格を結んでいる筋肉もゆるむので結果的にゆがんだ骨格は正されます。

自力整体は、筋肉緊張をゆるめて経絡を広げる治療をするのが目的であって、ポーズを完成させる必要がありません。指導者の指示によりある形を全員が完成させるヨガなどと異なり、ナビゲーターという指導者はいるものの、自力整体の動きの流れを誘導するだけで、生徒自身が自分のからだを点検し、自分の凝っている場所を探して、そこを自由にマッサージするという流れになっています。

自力整体教室は、一人ひとりが自分の筋肉や関節を点検する場所なのです。自力整体をすることで、病になる前にいち早くそれを感知することができますし、自力整体で発見した自分の異常をすぐに生活改善をすることで治すことができるのです。

自力整体を生活の一部にすることで人生の最後まで病むことなく、介護を受けることなく生きることに取り組んでみませんか。

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